スポGOMIエキシビションマッチが九州沖縄で盛況に開催
2025年に世界大会が予定されている「日本財団SPOGOMI WORLDCUP」。その盛り上げを図るために、今年の2月から3月にかけて、九州と沖縄でエキシビションマッチが開催されました。日本財団主催のこのイベントには、約800人のボランティアが集まり、総計1トン近い海洋ごみを回収しました。
参加者の熱意と地域への貢献
エキシビションマッチでは、各県にゆかりのあるアスリートたちが特別ゲストとして参加し、一般の方々と共にごみを拾いました。特に沖縄県は550kgものごみを回収し、参加者数は235名に上りました。これは他県と比べても圧倒的な数字で、地域の海に対する愛情が色濃く反映されています。長崎県が145kgで続き、鹿児島県、宮崎県と続く中で、参加者の皆さんが一丸となって環境保護に取り組む姿が印象的でした。各県の取組を通じて、ゴミの拾い方やその重要性についての意識が高まり、地域全体での協力が生まれました。
スポGOMIとは何か?
スポGOMIは、決められた時間内に特定のエリア内でゴミを集め、その量や種類によってポイントを競う日本発祥のスポーツです。このエキシビションマッチは、2024年に行われる「海と日本人に関する意識調査」による九州エリアの高い海に対する愛情を基に、地域の人たちがもっと気軽にゴミ拾いを始めるきっかけにすることを目的としています。
また、イベントには多くのアスリートも参加しており、彼らからのメッセージも参加者にプラスの影響を与えています。サッカー元日本代表の巻誠一郎選手は、「普段からゴミを拾う意識を持ちたい」と語ったり、元日本代表の高原直泰選手は「楽しんでもらう場を提供することが大切」だと述べ、コミュニティの一体感が強まることを願いました。
今後の展望
日本財団は、SPOGOMIの普及を目指し、全国各地での大会へと活動を広げる計画があります。また、2025年には約30カ国での予選大会が予定され、世界的なムーブメントへと繋げていく意向を示しています。これにより、世代や国を問わず多くの人々が環境問題に関心を持ち、行動をする機会を創造することが期待されています。
まとめ
今回のエキシビションマッチは、ただの競技ではなく、地域の人々が環境保護に取り組む一つの形として、高い価値を持っています。海への愛着を持つ九州沖縄エリアならではの取り組みとして、今後もさらなる活動が広がることに期待が寄せられています。公式サイトでも今後のイベント情報が公開されるので、ぜひご覧ください!
公式サイト:
スポGOMI公式サイト