熊野古道20周年を迎えた完全ガイド、ついに発売！

熊野古道の魅力を再発見！

2024年、熊野古道は世界遺産登録から20年を迎えます。この記念すべき年に際し、株式会社東京ニュース通信社から「ゆったり＆じっくり楽しむ熊野古道参拝旅完全ガイド」が2025年1月16日に発売されることが決定しました。このガイドブックは、数年来の人気シリーズの一環として、これまでの「伊勢神宮参拝旅完全ガイド」や「出雲大社参拝旅完全ガイド」、さらには「高野山参拝旅完全ガイド」に続くものです。

熊野古道とは

本書を通じて熊野古道の魅力がわかりやすく掘り下げられており、まずは第1章で「熊野古道とは何か」という基本的な情報を提供します。神武天皇を導いたと言われる八咫烏の伝説に触れ、古道が持つ歴史的な背景を知ることができます。この道は、単なる旅行のルートに留まらず、日本の精神文化を感じる場でもあります。

熊野本宮大社

本書の中では熊野本宮大社も大きな焦点です。第2章では、「全ての道は熊野へ続く」という言葉が象徴するように、熊野へ参拝するための重要な地点であることが語られます。ここに訪れることで、私たちの心も新たにされ、自然の力を体感することができます。

森を貫く中辺路

さらに進んで第3章では中辺路の魅力を紹介します。この道は深い森を貫いており、御子神が点在しているため、自然との一体感を感じながら、神聖な雰囲気を堪能することができます。特に、この道を歩くことで、静寂と共に神々の思いを感じることができます。

世界遺産の川の参詣道

続く第4章では、中辺路にある世界遺産で唯一の「川の参詣道」が取り上げられます。川の流れや周囲の自然がもたらす癒やしは、心を洗い流してくれる特別な体験となるでしょう。

熊野速玉大社の伝説

第5章は熊野速玉大社です。ここでも八咫烏にまつわる伝説が紹介され、考古学や歴史を背景にした解説で、参道を行く意味を深めます。

海と山の熊野那智大社

第6章では熊野那智大社を取り上げ、海と山に囲まれた独特の場所であり、命と結びついている特性に着目します。自然と共存する神聖な空間は、訪れる者に深い感動を与えてくれるでしょう。

太平洋を望む大辺路

第7章では、大辺路の風景が紹介されます。太平洋を一望することができ、その美しさに圧倒されます。また、第8章では小辺路が取り上げられ、高野山から熊野本宮へ至る険しき道の魅力が語られます。

悠久の紀伊路と伊勢路

最終章では紀伊路と伊勢路が紹介され、紀の風を感じながら悠久の歴史をたどることができる道の楽しみ方について触れられます。伊勢神宮からの参拝道の魅力も語られています。

「ゆったり＆じっくり楽しむ熊野古道参拝旅完全ガイド」は、熊野古道を訪れるすべての人にとって貴重な情報源となるでしょう。書店やネット書店での予約が可能で、定価は1,760円となっています。神聖な道を歩き、その魅力を再発見する旅に出てみませんか？