静岡県とベルテックス静岡が包括連携協定を締結
2025年3月26日、水曜日、静岡県庁にて行われた包括連携協定締結式において、株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ(以下、ベルテックス静岡)と静岡県が協力関係を築くこととなりました。この協定は、チームの地域活性化活動を推進するためのもので、静岡県においては2例目となります。
協定の内容と目的
協定の締結により、双方はさまざまな取り組みを実施する予定です。具体的な活動には、
- - 車椅子バスケットボールのエキシビジョン開催
- - 富士山静岡空港を利用した選手やスタッフによる遠征
- - 選手とチームマスコットを活用した広報活動
- - ホームゲームでの県関連ブース出展、リサイクル啓発など
が含まれています。
これにより、地域住民との関係を深めつつ、スポーツを通じた絆を築くことが目指されています。
協定締結式の様子
締結式には、静岡県の鈴木康友知事とベルテックス静岡の松永康太社長が出席し、協定の意義や期待される効果について言及されました。鈴木知事は、ベルテックス静岡がBリーグへ昇格し、地域内の知名度が高まっていることを評価し、これからの連携による地域活性化に期待を寄せました。
松永社長も、この協定が具体的な成果を上げることを願い、地域との結びつきを重視する考えを示しました。彼は、静岡の唯一の男子プロバスケットボールチームとしての責任を強く感じており、地域貢献に対する意欲を前面に押し出しました。
未来への展望
この包括連携協定により、地域とのつながりがより一層強化されることが期待されています。そして、協定に基づく取り組みを通じて、静岡県のスポーツ振興や文化の発展が図られ、観光PRなどでも協力関係が生まれる計画が進行中です。特に、地域の学生とのコラボレーションを行うVELcollegeなど、新しい試みを通じて静岡を盛り上げることを目指しています。
この連携活動が実を結ぶことで、静岡県がスポーツの聖地としてさらなる発展を遂げることは間違いありません。ホームゲームでのイベント展開や、地域向けのプロモーション活動を通じて、ベルテックス静岡は県内外の人々と新たな関係を築くことを希望しています。観客との距離を縮め、地域の皆さまに愛される存在となることが目標です。
今後、この取り組みを通じて静岡がさらに活気に満ち、バスケットボールと共に盛り上がりを見せることを期待しています。私たちも、ベルテックス静岡の活動を見守り、応援していくことにしましょう。