『幸村を討て』受賞
2025-07-25 11:24:25

歴史小説の新たな傑作『幸村を討て』が大阪ほんま本大賞受賞!

歴史小説の新星、『幸村を討て』が大阪ほんま本大賞を受賞!



この度、中公文庫から刊行された今村翔吾著の『幸村を討て』が、第13回大阪ほんま本大賞を受賞しました。この賞は「大阪に関する小説」を読み込む、関西の書店員や販売会社社員によって選ばれるもので、大阪人に薦めるべき作品としての位置づけがなされます。

今年の受賞を受け、この作品は7月25日(金)から、大阪および関西近隣の書店約800店舗で特別展示されます。訪れる人々を出迎えるのは、著者の甲冑姿と大阪城をモチーフにしたパネルが飾られたポスター。著者の近影もリニューアルされ、ファンにとって見逃せない光景となることでしょう。

今村翔吾の想い



著者である今村翔吾さんは、受賞の記念に際してコメントを寄せています。「選んでくださってありがとうございます。大阪らしい賑やかな冠を沿えていただき、作品も喜んでいると思います。このような取り組みを盛り上げていければと思います。」と述べました。彼の真田幸村への強い思い入れと共に、この作品がどれだけ多くの読者に愛されることを願っています。

書店員の絶賛する声



本作は、歴史と本格ミステリが融合した新たなスタイルを持っています。書店員たちの推薦コメントもその魅力を引き立てています。

  • - 「異次元におもろい!史実とミステリーの融合はホンマに素晴らしい。」(TSUTAYAリノアス八尾店長岡和可子さん)
  • - 「この作品は、真田幸村の隠された実像を6人の武将の視点から描いており、かつてこんな作品は無かったと思います!」(旭屋書店なんばCITY店のI.Fさん)

作品の概要



『幸村を討て』は、真田幸村という戦国時代の英雄に焦点を当て、その謎に迫ります。物語は、徳川家康が恐れた男である幸村と、東西両軍の思惑が交錯する大坂の陣を舞台に進行します。

亡き昌幸と幸村、親子の思惑が時を経て交錯し、戦いの中で兄弟や家を巡る感動的なドラマを描き出します。全体の物語は、家康を探偵役として描くミステリーとしても楽しめるつくりになっており、過去の名作『塞王の楯』や「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと緻密な叙述が織り交ぜられています。

書誌情報



  • - 書名:『幸村を討て』
  • - 著者:今村翔吾
  • - 判型:文庫判
  • - 発売日:2024年11月20日
  • - 定価:1,100円(10%税込)
  • - 累計部数:133,000部

知っておくべき著者のプロフィール



今村翔吾氏は1984年生まれ。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』にて数々の文学賞を受賞し、以降も高い評価を受け続けています。歴史小説のみならず、多ジャンルにわたる作品を手がけ、ファンの心をつかんでいます。これからの活躍にも期待が高まります。

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この作品がもたらす深い感動と、新たな視点からの歴史の味わいを、ぜひ手に取って感じてください。今村翔吾の次なる一手に注目してください。


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