宇多田ヒカルデビュー25周年記念写真集『NINE STORIES』がついにリリース！

宇多田ヒカルデビュー25周年記念の新たな試み

本日、2025年3月21日に、宇多田ヒカルのデビュー25周年を記念した写真集『NINE STORIES』が発売されました。この写真集は、彼女の最新の全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」の模様を、9人の才能豊かな写真家たちが異なる視点で捉えた作品としてまとめられています。

9人の写真家が描く宇多田ヒカルの姿

この写真集には、木村和平、鈴木親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳という、日本を代表する9人の写真家が参加しています。彼らはそれぞれ独自のアプローチで、「覗見」「断片(part of)」「身体性」「溢光」「関係性」「自己投射」「カレイドスコープ」「同時性」「存在」という9つのテーマから宇多田の姿を切り取ります。

一部の写真は、2024年のツアー中にInstagramの宇多田ヒカルスタッフアカウントで公開され、瞬時に注目を集めました。このことからも、ファンや写真愛好家の関心の高さがうかがえます。

写真展と特別POP UPショップの開催

この発売に合わせて、神保町のNew Galleryでは、写真集の刊行を記念した写真展が開催中です。展示されている作品は、各写真家のオリジナルプリントを使用しており、来場者からは高く評価されています。会場は連日賑わいを見せ、写真集の購入者にも絶好の機会となっています。

また、代官山の蔦屋書店でも、本日から特別なポップアップイベントがスタートしました。こちらでは、『NINE STORIES』の全種を体験できる特別なBOXセットが販売されるほか、限定グッズも手に入れることができます。アパレルアイテムや特製フォトカードなど、多彩な商品が登場しています。

プロジェクトの目的と背景

『NINE STORIES』というプロジェクト名は、アメリカの作家J.D.サリンジャーの短編小説から名付けられました。それぞれの写真家が切り取ったライブの情景は、宇多田ヒカルの物語を伝え、記憶に残るものとして形作ることを目指しています。彼女の音楽とパフォーマンスの魅力を、視覚的に言語化するための壮大な試みです。

各都市で行われたライブは、木村和平による福岡公演の「覗見」、鈴木親による愛知公演の「断片(part of)」、細倉真弓による埼玉公演の「身体性」、川内倫子による宮城公演の「溢光」など、多様な視点から捉えられています。

写真集『NINE STORIES』の詳細

この写真集はB5変形サイズで9冊セットが1つのレンチキュラーBOXに収められており、価格は15,000円（税込）となっています。また、写真家単冊版も販売されていますので、気になる作家の作品を個別に楽しむことも可能です。

今後も、宇多田ヒカルがどのようにアートや写真とのコラボレーションを展開していくのか、大いに期待が寄せられています。彼女の25年間の軌跡を記録したこの写真集は、ファンにとって必須のアイテムとなることでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を体感してください！