ザ・ラスト・ディナー・パーティー、待望の2ndアルバム『From The Pyre』がいよいよリリース

新たな物語を紡ぐアルバム『From The Pyre』の魅力

ロンドン発の注目バンド、ザ・ラスト・ディナー・パーティーが、待望の2枚目のアルバム『From The Pyre』を10月17日（金）にリリースします。生音楽シーンから頭角を現したこの5人組は、その音楽性とライブパフォーマンスで多くのファンを魅了してきました。

アルバムの誕生背景

『From The Pyre』は2025年の早い段階から、グラミー賞受賞プロデューサー・マーカス・ドラヴスと共に制作がスタートしました。彼らは、長期にわたるツアーの中で蓄積した絆をもとに、楽曲制作を通じて成長を遂げたことを反映しています。このアルバムのテーマは、「破壊と再生」。歌詞には神話的な要素が散りばめられており、音楽だけでなく深いストーリー性も楽しむことができます。

『From The Pyre』の世界観

アルバムのタイトルにある「火葬の炎（The Pyre）」は、情熱や光の象徴であると同時に、物語の始まりを意味しています。バンドは今回の作品を「神話のような物語の集まり」と表現し、「ライフル」「鎌」「船乗り」「聖人」「カウボーイ」「洪水」「ジャンヌ・ダルク」など、多様なイメージが歌詞に反映されています。これらは、聞く人に強い印象を与えることでしょう。

先行シングルとその魅力

先行シングルとしてリリースされた「The Scythe」は、アビゲイル・モリスの失恋の経験から生まれた楽曲です。静かに燃え上がるようなメロディは、深い感情を呼び起こします。ミュージックビデオでは、永遠の絆への祝福や、老いてゆく両親の幻想が描かれ、視覚的にも心を打つものとなっています。

ボーナストラックの豪華ラインナップ

アルバムの国内盤には、ボーナストラックとしてライブ音源が4曲収録されます。特に印象的なのは、4月18日に大阪で行われた「ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング」のライブパフォーマンスです。これらのライブ音源は、バンドのエネルギーと一体感をそのまま伝えてきます。

未来に向けた彼らの姿

ザ・ラスト・ディナー・パーティーは、2022年にザ・ローリング・ストーンズの公演でオープニングアクトを務めたことからも、その実力を証明しています。最近では、2023年の「Nothing Matters」が話題を呼び、その人気は急上昇。2024年にはBBCが選ぶ「Sound of 2024」で第1位を獲得するなど、今後の活躍にますます期待が高まる存在です。