フレスコボールの挑戦
2025-04-07 12:37:22

日本フレスコボール、ブラジル選手権2025への派遣を発表

フレスコボール日本代表、ブラジル選手権2025に挑む!



一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)が、2025年の「ブラジル選手権〈CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL - Ipanema〉」に向けた日本代表選手団の派遣を公式に発表しました。この大会は、フレスコボールの発祥の地であるブラジル・リオデジャネイロで、2025年6月の7日と8日に開催されます。

フレスコボールは、1945年にブラジルのコパカバーナビーチで最初に考案されたスポーツで、その特性から「思いやりのスポーツ」とも称されます。対戦相手と競い合うのではなく、協力してラリーを続けるスタイルが特徴で、全国的なクラブの設立や地域コミュニティの形成が進められています。

今回の日本代表選手団は、JFBAが主催する「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024」から勝ち抜いた6組、合計10名で構成されています。選ばれたペアは、男子1位の五十嵐恭雄&赤塚康太ペア、男子3位の外山祐次&松浦孝宣ペア、女子1位の宮山有紀&風味千賀子ペア、女子2位の大和地未沙子&山口桃子ペア、女子3位の落合真彩&岡本千聖ペア、ミックス2位の五十嵐恭雄&宮山有紀ペアです。彼らの活躍が、フレスコボールの日本国内での普及にも繋がることが期待されています。

さらに、4月4日にはスポーツサプリメントブランド「DNS」(第一三共ヘルスケア株式会社)と協力した、日本代表サポートプロジェクトが発表されました。このプロジェクトにより、選手たちがベストなコンディションで挑戦できるように支援が行われます。

フレスコボール日本代表にとって、ブラジル選手権での優勝は長年の夢であり、悲願でもあります。日本におけるフレスコボールの普及期は2013年に日本フレスコボール協会が設立されて以降、本格化。選手たちの努力と成長は著しく、2024年にはポルトガルで行われた国際大会において、全てのペアが入賞、さらに各カテゴリでワールドレコードも塗り替えました。しかし、ブラジルの強豪選手たちとの対戦は未だ実現しておらず、今回の大会では本場の選手たちを相手にどれだけ通用するのかが注目されます。

日本フレスコボール協会は、フレスコボールの魅力を広めることを目指し積極的に活動しています。2025年中には日本全国47都道府県において地域クラブ設立を計画しており、全国規模での認知度向上に努めています。

この「ブラジル選手権2025」に向けた日本代表の挑戦は、ただのスポーツの枠を超え、国を代表して新たなスピリットを発信する機会ともなるでしょう。今後の選手たちの活躍に目が離せません。


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