工藤公康氏が教える農業と野球の楽しさ！子どもたちの体験学習

2025年5月、パイラスアカデミーは元プロ野球選手・工藤公康氏を迎え、「農業体験＋野球教室」を開催しました。このイベントでは、食の重要性を体感しながら、遊びを通じて野球を楽しむことをテーマとしており、子どもたちにとって多くの学びと経験を提供する場となりました。

食の大切さと農業体験

パイラスアカデミーが企画したこの取り組みは、食に対する理解を深めることを目指しています。近年は便利な時代になり、食材を簡単に手に入れることができる一方で、背後にある農業の過程を知る機会は減少しています。工藤公康氏は自身の畑で農業を行いながら、その大切さを伝え続けており、アカデミーはその活動を支援する形で子どもたちに苗植えから収穫までを体験させるプログラムを設けました。

苗植えと収穫

初回の実施では、サツマイモやネギの苗を植え、その成長を見守ることになりました。そして第2回目となる今回は、5月に植えた作物の収穫に挑戦。約2時間の間、子どもたちは農家の方々から収穫の方法や注意点を教わり、土と向き合いながら、収穫の喜びと食材が育つ大変さを体験しました。

「自分の手で育てたネギやサツマイモを収穫できて嬉しかった！」と、子どもたちからは楽しさの声が多く聞かれました。また「こんなに大きなサツマイモは初めて見た！」という驚きもあり、全身で食の大切さを感じる瞬間がありました。

野球教室の楽しさ

収穫の後は、体育館に移動して野球教室が行われました。この教室では「遊びの中にある野球が上手くなるヒント」をテーマに、さまざまなウォーミングアップを通じて体を動かしました。工藤氏自身が考えたトレーニングでは、ピンポン玉に数字を書いて動体視力を高める方法や、メンコやドッジボールを用いた遊びを通じて、ボールの投げ方や体の使い方を学習。遊びながら身に付けることで、子どもたちは笑顔と楽しさを合間に感じていました。

主催者の思い

主催者であるパイラスアカデミーの代表・小林巧汰氏は、子どもたちに「好きなことを大切にし、それに全力で取り組む力を育んでほしい」との思いを抱いています。食育の重要性を強く感じており、農業体験を通じて食べることの尊さや身体をつくることへの理解を深める場を提供しています。

同時に、SHAPE Sportsの駒宮健大氏もコメント。「農業と野球という異なる体験を通じて、子どもたちに大切な学びを与えることが出来ると信じています」と語り、この取り組みの重要性を強調しました。

未来に向けて

このイベントは、子どもたちが「やりたいことだけでなく、しなければならないことにも向き合う力」を育てるための貴重な機会です。今後もこのような体験を通じて、多くの子どもたちが成長し、それぞれの未来に向かって進んでいくことを期待しています。

興味のある方は、パイラスアカデミーの公式ウェブサイトやインスタグラムを通じて、次回のイベント情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。