未来志向のマンション「リビオシティ小倉中井」にWeCharge導入決定

日鉄興和不動産が描く新しいEVライフ

福岡県北九州市に位置する新築分譲マンション「リビオシティ小倉中井ウエストコート」に、EV充電サービス「WeCharge」スマートコンセントが採用されることが決まりました。これにより、マンション住まいでも電気自動車（EV）ライフが大いに実現できるとの期待が寄せられています。

WeChargeの革新性とは？

「WeCharge」という名前は、ユビ電株式会社が提供するEV充電サービスを表し、このたび日鉄興和不動産と株式会社長谷工不動産が共同開発するマンションに導入される初の事例になります。この件を受け、EV充電が身近になることで、住まいの選択肢も広がります。

本物件では、マンションの駐車場に200Vのスマートコンセントがそれぞれの駐車区画に設置され、24時間いつでも充電が可能です。これにより、従来のガソリンスタンドや公共の充電ステーションへの出向く手間が省かれ、住民はより快適にEVを利用できる環境が整います。

経済的なメリットも抜群

さらに、マンションの管理組合にとっても大きなメリットがあります。WeChargeが提供する充電設備は、電気代の契約が別途行われ、マンション管理側の負担がゼロになるため、維持管理が簡素化されます。また、EV充電を利用することで、従来のガソリン代と比較して燃料費をおよそ40%削減することも可能です。

シンプルな設備を採用することで初期費用も抑えられ、より効率的な充電環境が実現。それによってマンション全体の設備費用や電気代も最適化されます。充電は利用者が使った分だけ支払う従量課金制が採用されており、ライフスタイルに合わせた料金プランも選択できるのです。

未来志向の電力サービス

WillChargeの導入は、国が掲げる2035年までの新車販売の電動車100%を目指す目標に通じるものです。ここ数年で国内のEV保有台数は急速に増加しており、2023年には55万台にも達しています。中でもマンション住まいの方々がEVを購入する際に、充電の環境が整っていないことが障壁となっていることも、各種調査から明らかになっています。

「自宅充電の選択肢が無いためにEV購入を諦めた」との回答も多く寄せられている中、WeChargeはその解消に貢献します。充電インフラ整備における中核的役割を担い、住環境を一新するこのプロジェクトから目が離せません。

物件の基本情報

「リビオシティ小倉中井ウエストコート」は、116戸の総戸数を誇り、2025年6月には竣工予定です。また、敷地内には149台の平置き駐車場が設けられ、7口のEV充電設備も用意されています。物件は日鉄興和不動産と株式会社長谷工不動産の共同開発によるもので、これからの時代を見据えた先進的な取り組みと言えるでしょう。

最後に

ユビ電株式会社は、「電気の未来を描く」を企業ビジョンに掲げ、革新的なサービスを展開。私たちの生活をどのように変えていくのか、次のステップが楽しみですね。いかに便利で環境に優しい選択肢を増やしていくのかは、今後の課題でもありますが、こういったプロジェクトは一歩前進と言えるでしょう。未来の住まいを体感したい方は、ぜひ注目してください。