きのこ帝国、メジャーデビュー10周年を記念したアナログ盤3タイトルの発売決定

きのこ帝国、メジャーデビュー10周年記念アナログ盤リリース

ロックバンド「きのこ帝国」が、メジャーデビューから10年となる2025年に初のアナログ盤をリリースすることが決定しました。このプロジェクトは、HMV record shopの独自企画として行われ、アナログ好きにはたまらない作品となっています。リリースは2025年4月29日ですが、予約受付は2025年1月29日（水）の18:00から始まります。

アナログ盤の内容

今回リリースされるアナログ盤は、バンドの重要な作品である3つのアルバムです。これらのアルバムは、きのこ帝国の音楽的進化をはっきりと示しています。具体的には、以下の3作品がアナログ盤化されます。

1. 『猫とアレルギー』

- リリース日: 2015年11月11日
- 価格: 5,500円（税込）
- フォーマット: 2枚組アナログレコード

このアルバムは、きのこ帝国のメジャーデビュー作であり、タイトル曲やリードシングル「怪獣の腕のなか」を収録。インディーズ時代の影を色濃く残しつつも、自身の音楽の新しい地平を切り開いた作品です。特筆すべきは、シングル「桜が咲く前に」のカップリング2曲がボーナストラックとして収録されている点です。

2. 『愛のゆくえ』

- リリース日: 2016年11月2日
- 価格: 4,400円（税込）
- フォーマット: 1枚組アナログレコード

2枚目のアルバムは映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の主題歌でもあるタイトル曲を含み、特にリズム面で新しい試みが反映されています。「LAST DANCE」や「夏の影」など、メロディックで浮遊感のあるサウンドが特徴のこのアルバムは、ファンにとっても印象深い一枚です。

3. 『タイム・ラプス』

- リリース日: 2018年9月12日
- 価格: 4,400円（税込）
- フォーマット: 1枚組アナログレコード

そして、3枚目のアルバムは「金木犀の夜」を収録しており、バンドの10年の集大成と言える作品です。オープニングトラックの轟音ギターからストリングスのドラマチックな音色へと展開し、聴き手を引き込む仕上がりになっています。