上野通明が５弦チェロを駆使し、北とぴあ音楽祭で名曲を披露！

上野通明が音楽の祭典を彩る

2025年10月10日、東京都北区に位置する北とぴあで、国内外で活躍する若手チェリストの上野通明が5弦チェロを演奏する初めてのリサイタルが開催されます。この特別なイベントでは、名ピアニスト小林道夫との共演が用意されており、音楽ファンにとって見逃せない内容となっています。

夢の共演

上野通明は、かつてチェロ部門で日本人初の優勝を果たしたジュネーヴ国際音楽コンクールの受賞者で、その才能と実力は多くの音楽愛好者に知られています。今回のリサイタルでは、通常の4弦チェロとは異なる5弦チェロを用いて、音楽の可能性を広げる新たな試みが見られるのが魅力です。

多彩なプログラム

演奏される楽曲は、バッハの《無伴奏チェロ組曲》第6番を筆頭に、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタやブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」など、聴き応え満載の内容です。特に、バッハの曲は5弦チェロのために最適化されており、聴衆に新たな感動を与えることは間違いありません。

名匠、小林道夫の演奏

また、共演する小林道夫は、バッハではチェンバロ、シューベルトやブラームスでは19世紀前半のフォルテピアノを担当し、繊細かつ力強い演奏を披露します。彼は日本におけるバッハ演奏の先駆者であり、様々な国際的な音楽家との共演も経験してきた実績があります。上野のチェロと小林のピアノ、二人の名演が聞き手の心を掴むことでしょう。