国立映画アーカイブの『20世紀ノスタルジア』バリアフリー上映のご案内

映画愛好者必見！国立映画アーカイブで行われるバリアフリー上映

国立映画アーカイブが、1997年に公開された名作『20世紀ノスタルジア』のバリアフリー上映を行うことが決まりました。この特別なイベントは、障害のある方々にも映画を楽しむ機会を提供するために企画されており、多くの方に参加していただきたいと願っています。

バリアフリー上映の概要

この上映会には、聴覚障害の方のために日本語字幕が投影されるほか、ヒアリングループシステムが導入されており、映画の音声を増幅して聞くことができます。また、視覚障害の方向けには音声ガイドがFM配信され、ラジオ貸出も行っています。これにより、目や耳の不自由な方も名作日本映画を一緒に楽しめる素晴らしい機会となります。

上映の詳細

- 日時: 2025年3月15日（土）13:00の回（12:30開場）
- 会場: 国立映画アーカイブ長瀬記念ホール OZU（東京都中央区京橋 3-7-6）
- 料金: 障害者手帳をお持ちの方（付添者は原則1名まで）が無料で入場可能です。

あわせて、国立映画アーカイブの公式サイトこちらをご覧いただくと、詳細情報が記載されていますので、ぜひご確認ください。

上映企画「日本の女性映画人（3）――1990年代」

この上映は、特別企画「日本の女性映画人（3）――1990年代」の一環として実施されます。この企画の会期は、2025年2月11日（火）から3月23日（日）までで、月曜日は休館日となります。

作品『20世紀ノスタルジア』について

『20世紀ノスタルジア』は、1960年代に映像作家として名を馳せた原将人が監督した実験的恋愛映画です。この映画は、若者たちがビデオカメラを手にし、映画を制作する中で恋に落ちる高校生の姿を描いています。制作を後押ししたのは、シナリオを読んでその映画化を強く勧めたプロデューサーの佐藤美由紀です。

予約方法

ヒアリングループ座席や音声ガイドのラジオの貸出は事前予約制です。聴覚や視覚に障害のある方で、字幕やラジオを利用される方も、お席の予約が必要です。定員に達し次第、受付が締め切られますので、早めの申し込みをお勧めします。

申込方法

メールまたはFAXでの申込が可能で、以下の情報を記入してください。
1. 利用希望（字幕／ヒアリングループ／音声ガイド）
2. 来場者全員の名前
3. 希望席数／ラジオ希望台数
4. 返信用連絡先

申込先はメールアドレス `assist@nfaj.go.jp` またはFAX番号 `03-3561-0830` で、申込期間は2025年2月25日（火）から3月12日（水）までです。

※なお、磁気コイル付きの補聴器（“T”マーク付補聴器）をご持参いただくことで、ヒアリングループ座席をご利用いただけます。盲導犬や聴導犬の同伴も事前に申し出れば可能です。

この貴重な機会を利用して、ぜひ映画の感動を味わってください。