豪華声優陣が織りなす「こえかぶ」の魅力、歌舞伎朗読の祭典がTV初放送

豪華声優陣が集結！「こえかぶ朗読で楽しむ歌舞伎」初放送

2023年11月、CS衛星劇場にて「こえかぶ朗読で楽しむ歌舞伎～梅と松と桜～篇」がテレビ初放送されます。この作品は、2025年8月に三越劇場で上演されたもので、豪華な声優陣が集まることでも注目されています。

こえかぶとは？

「こえかぶ」は、オリジナルの歌舞伎朗読劇としてを展開する新しいパフォーマンススタイルで、これまで多くの支持を受けてきました。今回の第四弾にあたる「梅と松と桜篇」では、歌舞伎三大名作の一つである『菅原伝授手習鑑』を基に、宿命を背負った三人の兄弟、梅王丸、松王丸、桜丸を主人公に据えた新解釈の物語が展開されます。

放送スケジュール

この特別な朗読劇は、以下の日程で三夜連続して放送されます。

- 11月28日（金）午後4:00 - 野島健児、浪川大輔、仲村宗悟が出演する回
- 11月29日（土）午後6:00 - 岡本信彦、山下大輝、堀江瞬が出演する回
- 11月30日（日）午後6:00 - 保志総一朗、山口勝平、畠中祐の回

いずれの回も、アンバサダー中村米吉がアフタートークを行うため、出演者たちの裏話や作品に対する思いも楽しむことができます。

感動のストーリー

この作品では、兄弟が対立する「車引」や、桜丸の壮絶な最期を描いた「賀の祝」、松王丸が子どもを犠牲にするという心痛む決断をする「寺子屋」といった名場面が次々と展開されます。こうしたシーンを通じて、親子や兄弟、主従間の別れといった深いテーマが描かれており、観客に強い感動を与えることでしょう。演出は岡本貴也氏が手掛けており、時代を超えた普遍的な物語をお届けします。

特別企画「こえかぶ祭」

さらに、同時に「こえかぶ祭」と題された特別企画も開催されます。こちらでは、「雪の夜道篇」の過去公演がテレビで放送されることが決定しており、こえかぶの魅力をより多くの人々に伝えることを目的としています。この公演の詳細は、CS衛星劇場の公式ホームページで確認できます。

「こえかぶ」の魅力は、豪華な声優陣とともに、朗読の形で歌舞伎の奥深い世界を体感できるところです。11月には、テレビを通じてぜひその感動を味わってみてください。これまでの放送を振り返り、感動や驚きが詰まった作品群を一緒に楽しみましょう。皆さんのご視聴を心よりお待ちしております！