紙シバーイーツの挑戦
2025-04-20 11:34:14

笑顔を繋ぐ新たな文化、紙シバーイーツの挑戦

笑顔を繋ぐ新たな文化、紙シバーイーツの挑戦



能登半島の復興途中にある輪島市で、紙芝居師のふろん茶が生活する地域に笑顔を届けています。この活動は、彼のユニークな取り組み「紙シバーイーツ」として知られ、全国の支援者からのクラウドファンディングによって実現しました。

紙シバーイーツとは?


「紙シバーイーツ」は、ふろん茶が「愛と笑いを真面目に語る」ことをモットーにした新しい文化支援のスタイルです。彼は「観覧者からはお金を取らず、支援者からの応援をもらい、各地で紙芝居を可視化する」という、全く新しいモデルを提唱しています。この活動に多くの共感が寄せられ、273名から約180万円の支援金が集まりました。

能登での活動経緯


2025年3月23日から26日まで、輪島市の仮設団地や地元のスーパーで計5回の紙芝居口演を実施したふろん茶は、特に仮設住宅や炊き出しスペースを訪れ、地域住民やボランティアとともに笑いを共有しました。特に初日の挨拶では、現地の農業法人である有限会社川原農産の川原應貴代表の協力を得ながら、地域の雰囲気を温かくしました。

活動の成果と反響


2日目の炊き出しスペースでは、温かい食事や音楽とともに多くの人が集まり、笑い声が絶えませんでした。地域の子どもたちや大人たちが「もっと観たい」とリクエストするほどの盛り上がりを見せ、参加型の「ライブ紙芝居」が子どもたちの笑顔を呼び起こしました。参加者は、全世代であり、「楽しませる」だけでなく「共に楽しむ」楽しさを感じたとの感想が多く寄せられました。

復興支援としての意義


「無料でやって当たり前」という固定観念を超え、ふろん茶は「プロとしてしっかりと向き合いたい」と語ります。彼は、文化を持続可能な形で続けるためには、しっかりとした費用を得ることが重要だと考えています。この活動によって、文化を絶やさず次世代に繋ぐことができることを実感しているのです。支援金を利用して活動することで、表現したい思いを広めることに貢献しています。

終わりに


今回の能登訪問は、ふろん茶にとって「紙芝居が人と人をつなぐ」存在であり、支援の力で続けられる活動です。この新しい形の支援モデルで、ふろん茶は今後も笑顔を届け続ける予定です。彼の活動を通じて、被災地に短期間であっても楽しみや交流の時間を作り上げ、地域を明るくすることができたのです。これからも地域の復興と共に、ふろん茶の活動が続いていくことを期待したいと思います。


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