三菱重工East・West硬式野球部、GM交代で新たな挑戦へ
三菱重工East・West硬式野球部、GM交代で新たな挑戦へ
三菱重工業が誇る「三菱重工East硬式野球部」と「三菱重工West硬式野球部」が新たな時代を迎えます。これまで5シーズンにわたり両チームを率いてきたゼネラルマネージャー(GM)大川広誉氏が2025年シーズンで勇退し、2026年シーズンからは中根慎一郎氏が新GMとしてその指揮を取ります。
大川 GMの功績と歩み
2021年にGMに就任した大川氏は、三菱重工スポーツチャレンジの開始に伴い、広島、神戸・高砂、名古屋、横浜の4チームを統合し、East・Westの二つのチーム体制の再編を成功裏に果たしました。その結果、2024年にはEastを第95回都市対抗野球大会で初優勝に導くという偉業を成し遂げました。大川氏はこれに関して「悲喜交々ありましたが、一緒に戦った選手たちとともに喜びを分かち合えたことが、何よりの幸せでした」と述べています。
大川氏が見守る中、Eastは2023年には都市対抗でベスト8、2024年には優勝を飾りました。また、日本選手権においても、2021年には準優勝、2022年および2024年にはベスト4に進出するなど、チームとしての進化を遂げています。一方、Westも2024年には都市対抗でベスト8に進出し、日本選手権では2022年にベスト8という成果を上げました。
中根GMの新たな挑戦
新たにGMに就任する中根慎一郎氏は「この度、ゼネラルマネージャーの職務を拝命し、身が引き締まる思いです。先代の大川GMが築いてきた基盤をしっかりと引き継ぎつつ、新たな挑戦を恐れずに両チームを率いていきます」と抱負を語りました。彼のリーダーシップのもと、両チームはさらなる高みを目指し、スポーツ活動を通じた三菱重工グループの企業価値の向上に貢献することでしょう。
スポーツ活動の拡充と将来展望
三菱重工業は、2021年以降、全グループ員によるスポーツ活動のサポート体制を強化し、East・West硬式野球部に加え、ジャパンラグビーリーグワンの三菱重工相模原ダイナボアーズ、三菱重工マラソン部、浦和レッドダイヤモンズ、三菱重工浦和レッズレディースなど、多様なスポーツチームの支援にも力を入れています。今後も「三菱重工スポーツチャレンジ」を推進し、CSRや地域貢献の観点からも意義ある活動を展開していくことでしょう。
私たちは、この新たな世代のGMの指揮のもと、両チームがさらなる栄光を掴む姿を期待しています。これからの三菱重工硬式野球部の活躍に乞うご期待です。