真夏の舞台で繰り広げられるブラックコメディ「発表せよ！大本営！」の魅力

ブラックコメディの新たな傑作、真夏に上演！

2025年8月13日から17日まで、アガリスクエンターテイメントの第33回公演「発表せよ！大本営！」が新宿のシアターサンモールで上演されます。この作品は2019年に初演を果たし、門真国際映画祭2020で最優秀作品賞や最優秀主演男優賞など数々の受賞歴を誇る、アガリスクの代表作の一つです。

ストーリーの背景

「発表せよ！大本営！」は、1942年のミッドウェー海戦での大敗を受けた日本軍の報道部が、どのようにその結果を国民に発表するのかを描いた作品です。戦勝を謳歌すると期待されていたその後、突然の敗北という現実に直面した海軍の報道部員たちが、意見をぶつけ合い責任をなすりつけ合う中で、どのように報告を行うか、その葛藤を描くブラックコメディは、まさに今年の終戦80周年にふさわしいテーマと言えるでしょう。

魅力のあるキャラクターたち

今回の公演では、津和野諒さんが代田中佐役、矢吹ジャンプさんが平入大佐役を務める他、多彩なキャスティングが話題です。アガリスクエンターテイメントのメンバーを中心に、笑いを誘うキャラクターたちによって、緊張感のある場面がコメディタッチで描かれます。例えば、浅越岳人さんの浅野記者役や、前田友里子さんの前畑清掃員役など、登場人物それぞれが個性を放ち、物語をより生き生きとしたものにしています。

脚本・演出の冨坂友

脚本と演出は、主宰の冨坂友が手がけており、彼の作品はこれまでの数々の成功からもその確かな実力を伺わせます。現在放送中のドラマや今後の作品においても、その創造力は発揮され続けており、今回の「発表せよ！大本営！」も20周年の節目に相応しい特別な公演となっています。

公演情報

公演スケジュールは、8月13日から17日まで、合計5日間にわたり様々なタイムスロットで行われます。特に、初日の8月13日には特別料金も設けられており、観客にとって見逃せない日となるでしょう。チケットは現在各種プレイガイドで購入可能で、価格は一般席が5,500円から、特別な「富豪席」も用意されています。

チケット詳細

- 富豪席（前方良席・特典付き）：10,000円
- 一般（事前精算）：5,500円
- 高校生以下（当日精算）：1,000円
- 大貧民席（当日精算）：3,000円※見づらい席になる可能性あり

詳細は公演の公式サイトを併せてご確認ください。

さいごに

アガリスクエンターテイメントが繰り広げる新たなブラックコメディの世界にぜひご期待ください。この作品は笑いあり、涙あり、思索を促す深いテーマを持っています。観劇を通じて、終戦80年という特別な年に、私たちが本当に大切にすべきことを考えさせられることでしょう。どうぞ、このユニークな作品を見逃さないでください！