コマ撮りアニメーション『ボトルジョージ』が栄冠に輝く!
2025年4月、ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST2025)にて、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)を受賞しました。制作を手がけたのは、株式会社CHIMNEY TOWN。代表取締役の柳澤康弘が率いるこの会社は、アニメーションの新たな可能性を追求しています。そして、製作総指揮を務めるのは、実力派コンビのキングコング西野亮廣氏です。
『ボトルジョージ』は、手間と時間がかかるストップモーション技法を用いて制作され、まさに命を削るような努力によって形となりました。この受賞を受けて、西野氏は「非常に光栄で、制作に関わった全ての方々に感謝」とコメントしました。受賞の喜びとともに、ショートフィルムが抱える商業的な難しさについても触れ、「届け方の一例」としての挑戦を続けています。
東京ボトルジョージシアターでの上映
『ボトルジョージ』は、東京の五反田にある専用劇場『東京ボトルジョージシアター』にて、毎日15名限定で上映中です。開場は18時20分、上映が始まるのは18時40分からで、作品の長さは13分と手軽に楽しむことができます。チケットは1,000円(税込)で、購入者にはメールで詳細が送られます。
上映情報
- - 場所: ボトルジョージ・シアター(東京・五反田)
- - 開始時間: 開場18時20分、上映18時40分~
- - 定員: 15名
- - 価格: 1,000円(税込)
まだ観ていない方は、ぜひこの機会に魅力的な短編アニメーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。各キャラクターの魅力あふれる物語は、依存や家族というテーマを扱っています。
スタッフと制作背景
『ボトルジョージ』の監督は、アニメーション界のアカデミーとも言われるアニー賞での受賞歴を持つ堤大介氏です。また、脚本は堤氏と西野亮廣氏の共同制作によるものです。プロデューサーには、ストップモーションアニメーションで数多くの実績を持つドワーフの松本紀子氏が名を連ねています。
あらすじ
ある日、お酒の瓶に閉じ込められた毛虫のような生き物、ジョージが小さな少女と出会います。この出会いから展開される物語は、依存症や家族の絆をテーマに描いています。全13分という短編ではありますが、心に残るメッセージが凝縮されています。
受賞の意義と今後の展望
西野氏は受賞をただの栄誉に留めず、ショートフィルムの文化的根付きを目指し、さらなる挑戦を続ける意志を表明しています。次世代のクリエイターたちにとってより良い環境を整えることが、この作品を通じての責務であると語ります。
コマ撮りアニメーションの魅力や、独特な世界観が詰まった『ボトルジョージ』を、ぜひ劇場で体験してください。公式サイトやティザー映像もチェックして、より深く作品を理解しましょう。