知られざる絵本の世界へ、初コラボが生んだ『ほろほろもみじ』
2025年10月31日、長田真作とSUMIREが手を組んで生まれた絵本『ほろほろもみじ』が堂々の発売を迎えます。今回の作品は、長田にとって記念すべき40作目、自身の絵本デビューを果たすSUMIREとの初コラボとなります。物語の主人公は、もみじの落ち葉から誕生した“こびと”のリリア。リリアが自然の中で繰り広げる冒険と共生の物語は、世代を超えて愛されること間違いなしです。
コラボレーションの背景
長田真作がSUMIREのライブ・アートパフォーマンスを見たことがきっかけとなり、このプロジェクトが動き出しました。これまでに文章とイラストを一手に担ってきた長田は、今回は新たにSUMIREに絵の執筆を依頼しました。リリアの物語が描かれる過程で、SUMIREはそれぞれのキャラクターに命を吹き込み、多様な表現で物語を世界観を形成しました。
自然との共生を描く物語
『ほろほろもみじ』は、リリアが自然の中で数々の小さな生き物たちと交流しながら生きる様子を描いています。彼女は好奇心旺盛で、サルビアの花の蜜を集めながら生活していますが、ある日、タカの襲撃に遭遇します。そこでモモンガに助けられ、共に飛び立つシーンは、一瞬の危機と希望の象徴でもあります。
この物語を通じて、自然と生き物との関係、そして互いの違いを尊重し合う姿勢が余すところなく表現されています。小さなリリアが見せる勇気や友情は、読む者の心に響くでしょう。
特典シールのお知らせ
さらに、絵本の購入特典として、オリジナルの「リリア」シールが配布されます。このシールは303BOOKSTOREおよび一部の書店で入手可能で、数量限定です。リリアの愛らしい姿がデザインされたシールは、ファン必見のアイテムになることでしょう。絵本と共にシールの発売日や配布場所に関しては、特設サイトで随時発表されます。
インスタライブで制作秘話を公開
発売に先立ち、長田とSUMIREは、9月18日(木)20時よりインスタライブを開催します。このオンラインイベントでは、2人がどのようにして出会い、どのようにこの作品を作り上げたのか、その裏話を語ります。絵本ファンだけでなく、彼らのファンも見逃せない特別な機会です。
絵本作家とアーティスト
長田真作は、広島県出身の絵本作家で、2016年にデビューし、30冊以上の作品を世に送り出しています。彼の作品は、多くのジャンルで評価されています。「光と闇と」や「タツノオトシゴ」といった作品は海外でも翻訳されるなど、国境を越えて読み継がれています。
一方、SUMIREは、俳優、モデル、アーティストとして幅広く活躍しており、2014年から『装苑』の専属モデルを務め、多くの映画に出演しています。また、絵画の個展を開催するなどアーティストとしても活動の幅を広げています。
この二人が初めて手を組んだ『ほろほろもみじ』の世界は、彼らの魅力が融合した、見る者の心に残る作品となることでしょう。絵本の予約は、303BOOKSTOREおよび、一般書店、ネット書店にて開始されます。ぜひ、リリアと共に自然の優しさに触れてみてください。